豪商・ディミタル・ゲオルギアディの邸宅であったゲオルギアディ・ハウスは国定重要文化財に指定されており、ブルガリア復興期における最も美しい建築物の1つといえます。邸宅は、1846年にブルガリア人大工ハジ・ゲオルギによって建てられました。この建築物に代表する、左右対称で平面に広がる建築様式は、プロヴディフ建築として19世紀に広まっていきました。1階には内庭と遊歩道があり、彫刻が美しい木製天井・コーニス・内側に組み込まれたカップボード・アラフランガと呼ばれる豪快に凹凸が装飾された壁面などが、建物全体の特徴となっています。2階には広いサロンがあり、右側には独特なスペースが設けられています。4段から成る階段をあがった場所にあるこのスペースでは、かつてパーティやレセプションの場におけるバンドスペースとして利用されていました。
当館は1958年に著名な建築家・クリスト・ペエーフのプロジェクトにおいて全面改修されました。当館はブルガリア民族復興期の博物館として指定されて、1961年にオープンしました。その後、何度かにわたって改修や改装が行われており、直近の改修は2007年に完了しました。
|